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mozjpeg3.1 を Amazon Linux用にフルビルドするメモ

 
ローカルのMac上で開発してると、一部のnpmモジュールはインストール時に自動でMac用のバイナリ生成のコードをインストールしてパスも通してくれちゃうので、そのまま同梱するとAWS Lambda上では当然動かない。
今回は画像の圧縮でよく使われる mozjpegpngquant がそれに当たった。
Lambdaをコールするたび、いちいちコンテナ上でインストールするのも微妙なので出来ればあらかじめ全部入りの実行ファイルをmakeしておく。
地味にいろいろ迷ったので作業メモする。
 
 
Amazon LinuxのDockerImageかubuntuのImage あたりをpullしてきて,docker-machine上で作業。
 

# 基本
apt-get update
apt-get install -y gcc make wget dpkg 

# mozjpeg用
apt-get install -y yasm nasm

wget https://github.com/mozilla/mozjpeg/releases/download/v3.1/mozjpeg-3.1-release-source.tar.gz
tar -xf mozjpeg-3.1-release-source.tar.gz
cd mozjpeg
./configure --disable-shared --enable-static 
make
make deb

 
ここ大事。 普通にやると多分実行時に symbol jpeg_float_quality_scaling, version LIBJPEG_6.2 not defined in file libjpeg.so.62 with link time reference とかで怒られる。

./configure --disable-shared --enable-static

 
これで可逆圧縮用の jpegtran や非可逆圧縮の cjpg が出来ている。
これらを同梱して既存のモジュールにエイリアス貼ったり愚直に置き換えるなりして Lambda上でも使える。
どうしてもLambda上で動いて欲しいものは1ファイルで実行できる形に持っていきたい。